たまたまBackpackers’ Japanという会社のサイトをのぞきました。
めっちゃオサレ。
で、創業秘話がストーリで語られています。
こういうの大好き。
で、第1話 | 2008年9月21日 を読んでドキッとしたんです。
創業者の本間貴裕さんが創業前に仲間に提示した企画書の部分を引用
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Chill out.
→(1)仲間とくつろいで時間を過ごす (2)一息入れる、魂を鎮める
これが僕らの旅のキーワード。 僕らにとって、観光=旅じゃない。 ゆっくりと流れる時。 眼前に広がる雄大な景色。 心地よく流れる音楽。 お気に入りの本。 仲間。
地球と、人間と、自分に向き合う時間。
共に生きていこう。 共に旅をしよう。
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ちょっとドキッとしました。
最近こちらのブログで、オーチャード・ロードからの寄り道散歩を”旅”って称してます。
「そんなの旅じゃねえ!って言われたらどーしよー!?」ってドキッとしたんす。
浪人中に小林紀晴さんの「ASIAN JAPANESE」を読んで、猛烈にバックパッカーや旅ってものに憧れました。
受験勉強で鬱屈した真夜中、「ASIAN JAPANESE」に猛烈に心揺さぶられて、読書カードに感想文をぶわーっと書いて、朝読み返して恥ずかしくなって破いて捨てましたなあ。。。
結局「旅」なんてすることもなくアラフィフになってしまったなあ。。。と感傷にひたります。
で、「旅」ってなんだっけ?と調べてみました。
ーーコトバンク 旅ーー
1 住んでいる所を離れて、よその土地を訪ねること。旅行。「かわいい子には旅をさせよ」
「日々—にして—を栖すみかとす」〈奥の細道〉
2 自宅を離れて臨時に他所にいること。
「あるやうありて、しばし、—なる所にあるに」〈かげろふ・上〉
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うん、寄り道散歩も「旅」だね。
と腹落ちしつつ、backpackersjapanさんの創業秘話を読み進めます。
で、第3話 | 2008年9月27日 を読んで、、、
本間貴裕さんのセリフ
「『旅の価値観を伝える』ってことを大事にしたいって俺は企画書にも書いたけれど、正確に言うと旅をして自分が感じた、『価値観が広がる瞬間の気持ちいい感覚』を伝えたいのであって、んでそれって別に旅しなくても感じれるんだよ。俺は旅で感じたし、そうなりやすい環境にあると思うんだけど、旅で知らなくたって別にいい。『旅に出ようぜ!』とか『旅って最高!』って言うつもりはこれから先もないし」
うわ、、、すげえわかる。
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『価値観が広がる瞬間の気持ちいい感覚』を伝えたいのであって、んでそれって別に旅しなくても感じれるんだよ。
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オーチャード・ロードって、ハイ・ブランドがたくさん入ったショッピング・センターが乱立するだけで、僕にとってはあまり面白くない場所でした。
が、しかし。
職場のエアコンが効きすぎて冷え切った身体を温めるために散歩をしはじめました。
歩くモチベーション・アップのために、ポケモンGOの下地になっているINGRESSという位置情報ゲームを再開して、オーチャード・ロード周辺をぐちゃぐちゃと歩くようになりました。
そして、オーチャード・ロードがすごく面白くなってきました。
シンガポールは歴史が浅いって言われます。
そりゃオーチャードも銀座に比べれば歴史は浅いかもだけど、知ろうとすれば奥深い歴史はいくらでも出てくることに気が付きました。
ネットでささっとみるだけで、いわくつきの建物とか、風水でもって設計されてるなどなど、面白そうな情報がわさわさと出てきます。
風水を理解すればさらに楽しめそうな気がするので、風水の5000円する本をポチってしまいました。(Kindle Unlimitedの本なので5000円は払ってませんが。。。)
あと、日本旅行アジアさんの旅-lah!(たびーら)で「幸運を引き寄せる!!シンガポールバーチャル風水ツアー』見放題プラン」を申し込んで配信待ち。
『価値観が広がる瞬間の気持ちいい感覚』
すごい表現。。。
当ブログを読んで頂いた方に、そんな感覚が伝われば嬉しいっす。
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