2021年の年末に、暇を持て余した息子とともに、噂のウビン島(Pulau Ubin)にサイクリングに行って参りました。
結論から言えばめちゃくちゃ楽しく、再訪決定です。
割と日頃運動している中学生男子と45歳の父親の2時間20分で約20kmのサイクリングの旅でした。
走る距離を加減すれば、自転車に乗れる小学校中学年くらいから楽しめそうです。
再訪間違いなし。
次の訪問では、チェックジャワ湿地をねっちり堪能するか、ブキット・プアカ(Bukit Puaka:プアカ丘)からのウビン・クワリー(Ubin Quarray:ウビン採石場跡)展望を楽しむか、はたまたヘルメットとプロテクターを持参してBlack Diamond Gradeに挑戦するか、、、
再訪の選択肢がよりどりみどり、そこが問題です。。。
① チャンギ・ポイント・フェリー・ターミナル着
10:08am レッド・ヒル出発
レッド・ヒルから「チャンギ・ポイント・フェリー・ターミナル(Changi point Ferry Terminal)」まで、Grabで23.6ドル
MRT、 バス利用だと1時間半かかりますが、Grabだと40分。
10:48am チャンギ・ポイント・フェリー・ターミナル着
フェリー・ターミナルならさぞかし立派な、という期待をがっつり裏切るこじんまりさです。
重要施設なので写真や動画の撮影不可なので写真はないっす。
ネットで得られる船の出発時間は「12人集まったら出発」という情報しかなく、不安しかない。。。
が、船着き場には船がたくさんあり、ぞくぞくと旅人たちが集ってくるので大丈夫です。
10:55am 船出発 なんとびっくりの、港に到着から7分で船が出発です。
いなせな海の男
出発してから現金を回収されます。一人4SGDでした。
② ウビン島桟橋(Pulau Ubin Jetty)
11:06am ウビン島着岸
なんとびっくりの11分で到着 ちか!!!
③ レンタル屋さん
11:15 am サイクリング・スタート
一番手前のお店でマウテン・バイクをレンタル。
1日中使用可能で1台15SGD
3時間でいいから!と値切ったり、もっと先のお店に行けばもっと安くレンタル出来るかも。
こんな感じの快適な道がメイン。
気持ちいい。
前情報でどうもウビン島の観光ポイントは、おおざっぱに東側と西側に分かれているらしいと読んだので、とりあえず東に向かいます。
人が住んでます。
飲み物とかも売ってる様子。
④ Common Pulai Heritage Tree
11:42am Common Pulai Heritage Tree
⑤チェックジャワ湿地駐輪場(Chek Jawa Wetlands Bicycle Parking Area)
11:47 am チェックジャワ湿地の入り口に到着!
バイクを置いて歩くらしい。。。
今回はサイクリングが目的ということでパスしてしまいましたが・・・・、帰宅後調べると、このチェックジャワ湿地かなり良さげです。
っつーかウビン島東側のメインディッシュっぽい。。。
なんですかね、観光地にいく前の下準備をするのが苦手なんですよ。
ウビン島に行かれる皆様におかれましては、チェックジャワ湿地ぜひ。
次トライします。
港近くから送迎のバンが出てるっぽいので、高齢者の方も結構いらっしゃいました。
Google先生的には北側にBeberek Hutという小屋に向かう道があるのですが、まさかの閉鎖。
しかたなく同じ道を戻ります。
あーーーきつくて写真撮れなかったけど、結構な勾配のある道でキツかったことを思い出しました。
がんばりましょう、いい汗かけます。
猿が結構います。
ブログ情報だとコンビニ袋に食べ物を入れていて強奪されるケースが多々あるようです。
猿こわい。。。
⑥お寺(Wei Tuo Fa Gong Temple:韋陀法宮)
12:24pm Wei Tuo Fa Gong Temple(韋陀法宮)
チェックジャワ湿地から同じ道をたどって港まで戻って、西側に突入すること30分間
じゃっかんおどろおどろしい看板にひかれて脇道へ
初めてなのに、なぜか懐かしい道
その先に現れるおもむきあふれる仏教寺院。
⑦ ブキット・プアカ(Bukit Puaka:Puaka丘)
12:29pm ブキット・プアカ
今回はサイクリングが目的ということでパスしてしまいましたが・・・、帰宅後調べると、ブキット・プアカ、かなり良さげです。
この丘から見るUbin Quarray、、、素敵なんですって。。。
っつーかウビン島西側のメインディッシュっぽい。。。
なんですかね、観光地にいく前の下準備をするのが苦手なんですよ。
ウビン島に行かれる皆様におかれましては、ブキット・プアカからのウビン採石場跡地をぜひ。
ちなみに「Bukit」はマレー語で「丘」、「Quarray」は英語で「採石場」だそうです。
おおおお、「Bukit Batok」にある「Singapore Quarray」ってそういう意味なんだー!!
⑧ケタム・マウンテンバイク・パーク(Ketam Mountain Bike Park)
12:35pm ケタム・マウンテンバイク・パーク(Ketam Mountain Bike Park)
ん?マウンテンバイクパークってなんじゃらほい?
と思ったのですが、マウンテンバイク専用のコースでした(当たり前)。
初マウンテンバイクコースでしたが、めちゃくちゃ楽しかったです。
コースはレベルごとに、ブルー・スクエア(Blue Square 以下Bコース)、ブラック・ダイアモンド(Black Diamond)、ダブル・ブラック(Double Black)の3つに分かれています。
わたくし、この計算されつくされたコースに感動しました。
ケタム・クワリー(Ketam Quarry、そっか、Ketam採石場跡なんですね)を時計回りで一方通行の、ほんとによく出来たコースです。
まず地図の右側の赤いYour Are Hereから、黄色の砂利道メイン・コースがケタム・クワリーの西側にあるピピット・ハット(Pipit Hut:ピピット小屋)まで走っています。
この黄色のメインコースは広くて平坦で整備されているので、だれでも走行可能です。
で、初心者用のマウンテンバイク・コースのブルー・スクエア・コース(以下Bコース)が、砂利道メイン・コースを縫うように走っています。
BコースはB1からB7に分かれています。
それぞれ砂利道メイン・コースからスタートして、また砂利道メイン・コースに戻るように設定されているんですよ!!!
B1で大丈夫そうなら、B2にチャレンジ、ってな具合に徐々に挑戦できるんですねー。
すばらしい。
こんな感じでスタート地点がわかりやすい。(一部見つけにくいスタート地点がありましたが、落ち着いて探せば見つかりました。)
しょせん初心者のBコース、エスケープ・コースなんていらなくね?って思うでしょ?
いるんですよ、これが。
こんなぐちゃぐちゃでコケそうなところがあったり、坂道がきつかったり、面白い。
B1-B7まで、徐々にレベル・アップしていく感じが面白い!!!
次はどんなコースかな!?ってワクワクします。
25分ほどBコース(ブルー・スクエア・コース)を堪能。
⑨ ピピット・ハット(Pipit Hut:ピピット小屋)
12:58pm ピピット・ハット
さて、ピピット・ハットからいよいよ本番ですよ、ブラック・ダイアモンドと、ところどころに配置されたダブル・ブラック・ダイアモンドの難コースが始まります。
「まー、多少時間はかかるだろうけど、まだまだ体力あるし、無理せずブラック・ダイアモンド・コースをゆっくりいくか!!」というノリでしたが、息子が「お父さん、だめだ、やめよう。」と。。。
「おいおい少年よ、ここでチャレンジしなくていつするんだ!?!?」と口に出しかけて飲み込みました。
迫力感がない写真ですが、スタート地点がいきなりの落差があります。
写真で撮り忘れましたが、ここの右側にあるダブル・ブラックのD01、その名もovershotに至っては、そもそもコースの全貌がよくわかりません。
「この私に、マウンテンバイクでここをどのように通り抜けろと?」
overshot 英辞郎プロより
【形】〔下顎より〕上顎が突き出た、〔水車が〕上射式の
5分後に怪我しているか、険しい山中を数時間マウンテンバイクを押す自分の姿しか想像できません。
勇気ある撤退です。
ケタム・マウンテンバイク・パークに行く前に、こちらのサイトを一読しましょう。
5 Must-Knows About Pulau Ubin’s Ketam Mountain Bike Park
ヘルメット、肘とか膝のガード、手袋、十分な水分、補食がないとヤバそう。。。
「まー、多少時間はかかるだろうけど、まだまだ体力あるし、無理せずBブラック・ダイアモンド・コースをゆっくりいくか!!」って思った自分が怖い。
あー無知って怖い。。。
こーいうノリで「行こうぜ!!」ってアホをブロックするために、ブラック・ダイアモンドの入り口にあんな急勾配を設定したんだと思います。
いやー、マジで素晴らしいマウンテンバイクコースだと思います。
ほんと設計者の方天才?
港に戻ります。
01:36 pm 港着
2時間20分で約20kmの旅でした。
自転車レンタル屋さんで返却して港へ。
01:42pm 出港
看板の裏に8名の方が並んでいたのであっという間の出港でした。
帰りの船で息子が寝てました。。。
私は帰りのGrabで寝てしまいました。。。
ブラック・ダイアモンドにいかなくてよかった。。。
あー、無知って怖い。。。
でも、ウビン島、また行きます。
ストラバの動画
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