特に予定のない週末の午後。
ひとりで、特にあてもなく散歩してみました。
シンガポールの緑を増やそうという本気、シティ・イン・ネイチャーの底力を感じることが出来た4km弱を1時間弱の旅でした。
①ブキ・メラの陸橋からスタート
下の記事で書いた、ブキメラにあるレイル・コリドーへのアクセス・ポイントのある名もなき歩道橋からスタート。
レイル・コリドーとAYE(Toll Rd)の上を、マウント・フェーバー方面に南下します。
って、わかったふうに書きましたけど、AYEってなんぞや???
ほうほう、シンガポールの高速道路の一つ、アヤ・ラジャー・エキスプレスウェイ (AYE:Ayer Rajah Expressway)のことですか。
ゴールデン・ペーパー・ドライバーで全く運転出来ないので、自動車事情にはうとすぎますが、お勉強になります。
②デポット・ロード(Depot Rd)
デポット・ロードに出ました。
マウント・フェーバーの麓で、あれですかね、風水的に言えば龍気が溜まってるなのか、宗教施設が目立ちます。
イスラム教、仏教、キリスト教の宗教施設が固まってますね、興味深い。
③ステアーケース・アップ・テロック・ブランガー・ヒル・パーク
デポット・ロードの南側にHDBらしき建物ががずらーっと並んで、その奥にマウント・フェーバーらしき山が見えます。
「これってもしかして、マウント・フェーバーに登れる抜け道とかないかな?」と思って、適当にHDBの裏側に突入してみます。
するってーとありました!!
テロック・ブランガー・ヒル・パーク(Telok Blangah Hill Park)に通じる階段がありました。
勾配がきつくて、写真を撮り忘れました。
しっかり整備されいて、歩きやすい道です。
ブログを書きながら、グーグル・マップを確認したらちゃんと乗ってました。
「ステアーケース・アップ・テロック・ブランガー・ヒル・パーク」
staircase:階段、階段室、だそうです。
④テラス・ガーデン(Terrace Garden)
テロック・ブランガー・ヒル・パークのテラス・ガーデン につながってるんですね。
何度もここ来てますが、この道を通るのは初めてでした。
⑤フォレスト・ウォーク(Forest Walk)
地上3m以上の高さを走る森の空中歩道のフォレスト・ウォーク。
場所によっては木々よりも高い場所を歩くことが出来ます。
空中散歩気分
ここに初めて来たのは、シンガポール赴任直前の2020年2月でした。
息子のISSインターナショナル・スクールの受験で来ました。
新型コロナが世界を席巻し始めていて、受験のための来星が出来ないんじゃないかとビビった記憶があります。
感染対策で、息子しか校内に入れず、2時間位コーヒーでも飲んでて待っててね!と放り出されました。。。
仕方なく散歩してたら、たまたまこのフォレスト・ウォークの存在に気がついて、息子がお受験をしてる間に汗だくになりながら歩いたのが懐かしい。。。
⑥ロック・ロードを渡って、今度は地上を歩きます。
ロック・ロードを渡るところで、西側の公園(何て名前の公園か、グーグル・マップに出てこないのでわかりまへん。。。)の下に入り口があるのに気がつきました。
あれー、ここって地面を歩けることを初めて知りましたー。(前からあったのかな???)
しっかり歩道が整備されていて歩きやすいですねー。
そしてフォレスト・ウォークを見上げるのも新鮮です。
上から見ると、もちろん高いんですけども、下から見上げても高いですね。
木よりも高い場所に歩道を作ってしまうなんて。。。
さすがシンガポール、緑の中を歩かせようとする、その工夫に熱意、本当にすごい。
⑦アレクサンドラ・ロードへ
さて、アレクサンドラ・ロードに通り抜けます。
原生林的なところと道路の間に、下草を刈った緩衝地帯があります。
これがあることで、蛇とか野生動物が出てこない的な役割があるのでしょうか。
⑧ジルマン・フライオーバー(ジルマン高架道路)
てくてくとアレクサンドラ・ロードを北上して、ジルマン・フライオーバーでAYEとレイル・コリドーを超えます。
↑の左下の写真、レイル・コリドーへのアクセス・ポイントの整備中ですね。
きれいな階段が作られてます。
IKEAのちかくの歩道橋にあったスローガン、気になったので撮影してみました。
“Walk, greener way to start your day. “
単語は簡単だけど、ニュアンスがわからん。。。
グーグル翻訳:「歩き、1日を始めるためのより環境に優しい方法。」
Deepl翻訳:「歩きて、緑を増やして、1日をスタートさせる。」
んーーー、「あるけ!!!緑が増えゆく道を!!あなたの1日を始めるために!!」かと思ったんですが、、、どうなんだろう。
追記 同格のカンマか!と思い至りました。
「歩くこと、それはあなたの1日を始める、より環境に優しい方法」的な感じ?
あてもなく歩いてみましたが、シティ・イン・ネイチャーを感じる旅でした。
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