軽い気持ちでツリー・トップ・ウォークに行ったら、ちょっとつらかった。

tree-top-walk 歩きまくり@シンガポール

要約:シンガポールの大自然を満喫するには外せない、ツリー・トップ・ウォーク(Tree Top Walk)。

マクリッチ貯水池(MacRitchie Reservoir)とアッパー・パース貯水池(Upper Peirce Reservoir)の間にある、文字通りジャングルの上を歩くことが出来るつり橋です。

が、心と身体と物理的な準備が出来ていないと、軽く地獄をみるかも。。。

初めて行く場合、以下の4点をお勧め致します。

1, Macritchie Treetop Walk Trailheadからスタートして、そこに戻るコースにする
(Grabの行き先は”Windsor Nature Park”もしくは “30 venus drive”と入力)

2, 水は1人最低500ml、おやつ等々の補食を準備しておく
(水を途中の水道で追加するのに抵抗感があるなら1㍑は欲しい。)

3, ツリー・トップ・ウォークに向かう手前のレンジャー・ステーション(Ranger Station)でトイレ・水分補給をしておく

4, ツリー・トップ・ウォークは、あくまで前半のハイライトでその後の散策もしっかり楽しむ!という心構えでいる。(ツリー・トップ・ウォークを渡り終えた後、先の見えない結構長い階段の上り下りと、来た道以上の距離があります。)

central-catchmentの地図
https://www.nparks.gov.sg/-/media/nparks-real-content/gardens-parks-and-nature/parks-and-nature-reserve/central-catchment/ccnr_base.pdf?la=en&hash=BD9F3750C7906A53EEF9DABAB6F59AD09F052DD4 より

①マクリッチ貯水池公園(MacRitchie Reservoir Park)

上の地図の①ー②:約700m

今回の最大の反省点は、出発地点の選定を間違えたこと。

ふだんの週末に、午前中に習い事で1時間走り回って、午後に10km位は余裕で歩く小学校高学年の娘と一緒だったので、マクリッチ貯水池公園スタートでいいでしょ!と油断しました。

ちょうど10km、3時間弱のなかなかにハードなちょっとした旅でした。

いや、このマクリッチ貯水池公園自体はほんとにオススメなんです。

いくつも散策路があり、湖畔のボード・ウォークを歩くのはほんとに最高です。

が、ツリー・トップ・ウォークを目指すのであれば、出発はMacritchie Treetop Walk Trailheadからにしましょう。

ちなみにこちらではカヤックをレンタルして乗れるそうです。

シャワー等々も完備されており、こんど挑戦してご紹介します。

マクリッチ貯水池公園(MacRitchie Reservoir Park)の風景4枚
左下はカヤックの発着場。カヤック楽しそう。

②マクリッチ・ネイチャー・トレイル(MacRitchie Nature Trail)

上の地図の②-③:約3km

このトレイルも最高に気持がいいです。

2021年12月のツリー・トップ・トレイル再開前に、マクリッチ貯水池公園スタート、マクリッチ・ネイチャー・トレイルを通って、上の地図の③をそのまま右折してMacritchie Treetop Walk Trailheadに出てそこからバスで帰宅、という約6km/2時間弱の散歩をしましたが最高に気持ちよかったです。

マクリッチ・ネイチャー・トレイル(MacRitchie Nature Trail)の写真
右上:野生のニワトリがけたたましく鳴いています。左下:どでかいアリンコが。。。靴との比較だとイマイチわかりにくい。2cmは超えてます。

③分岐点(マクリッチ・ネイチャー・トレイルの終着点)

分岐点の写真
こちらが分岐点 左がツリー・トップ方面、右がヴィーナス・ドライブ方面

④テレンタン・トレイル(Terentang Trail)の入り口

Terentang Trailの入り口
上の地図の④の部分。最終的にレンジャー・ステーション前で合流しますが、右はただの舗装道路、左は気持ちのいいTerentang Trail。 行きはトレイルがオススメ。

地味ですが、ここで左に入ると緑が心地よいテレンタン・トレイルがあります。

右はただの舗装路。

最終的にレンジャー・ステーション前で合流します。

帰りは疲れている可能性が高いので、行きにテレンタン・トレイル、帰りは舗装路がオススメかな。

⑤レンジャー・ステーション

レンジャー・ステーション(ranger station)
上の地図の③ー④ー⑤:約1km上の地図の⑤のレンジャー・ステーション

上の地図の③の分岐点から、このレンジャーステーションまでー④ー⑤:約1km

ここでトイレに行っときましょ!!!!あと水筒に水を補給して!!!

今回の反省点その2がここでした。

「ツリー・トップ・ウォークからまたレンジャー・ステーションに戻ってくるから、そんときにトイレと水筒への補給をしよう。」と油断しました。。。

またここまで戻ってくるのに2.5km、約1時間。

途中で娘が水を飲み干してしまい、私は汗だくの中喉の乾きを我慢を要しました。

⑥本日のメイン、ツリー・トップ・ウォーク!!!

上の地図の⑤ー⑥ー⑦:約1km

ツリー・トップ・ウォーク入り口
舗装道路からこのボード・ウォークでツリー・トップ・ウォークまで行きます。
猿注意の看板
そこにあった看板。野生のおさるこええ。。。この看板を見て、以下の記事を書くことを決めました。
ツリー・トップ・ウォーク入り口
人が集まってしまって渋滞中。10分位ならんだかな。。。
ツリー・トップ・ウォークの上
さあ、どきどきです!
ツリー・トップ・ウォークからの北側の眺め
すごいながめー!!!アッパー・パース・貯水池がかすかに見えます。

んー、たくさん写真を撮ったのですが、この感動は伝わりまへん。。。

ぜひ、ご自身の目でご確認ください!

⑦Petaling Board Walk

上の地図 ⑦ー⑧:約1km

ツリー・トップ・ウォークを渡り終えると、⑧のPetaling Hutまで約1kmのボード・ウォークが続いています。

下の地図を見て初めて知りましたが、Petaling Board Walkという名前があるそうです。

今回の旅の反省点その3が、心構えでした。

「ツリー・トップ・ウォークが目的地、見終わったらサクサク歩いて帰ろー!!」と思ってしまっていました。。。

そんな消化試合ななまっちょろい心構えだと、このPetaling Board Walkは厳しいです。

結構な急勾配の階段を登り、降り、そしてまた登る、、、削られる体力・気力・水筒の水・補食のアメちゃん。。。

このボード・ウォークで、

・小さいお子さんを抱っこしながら疲労困憊で歩くご家族

・疲れ切って膝に手を当てながら歩く女性

・思わず顔色をうかがってしまうくらいの緊迫感を漂わせて無言で歩くカップル

を追い抜きました。

ペタリン・ボード・ウォーク(Petaling Board Walk )の写真
帰路も楽しむぜ!!!という心構えであれば、素晴らしく歩きやすい気持ちのいいボード・ウォークです。

⑧Petaling HutからMacritchie Treetop Walk Trailheadまで

上の地図 ⑧ー⑨ー⑩:約2.7km

1kmのボード・ウォークを抜け、⑧のPetaling Hutで標識を見て絶望しました。

・「ツリー・トップ・ウォークが目的地、見終わったらサクサク歩いて帰ろー!!」なんて心構え

・結構な昇り降りのあるボード・ウォークの1kmで足に疲労が貯まっている

・(帰りの自動車にアクセスできる)「ヴィーナス・ドライブまで後2.7km」って看板

・・・先ほど私達が追い抜いた皆さんは、この看板を見てどう思われるんだろう。。。。。。。。。。



上の地図の③-⑩では、「オウチュウのトレイル(Drongo Trail )」や「リスのトレイル(Squirrel Trail)」を通ります。

余裕があれば、きれいなオウチュウの鳴き声を聞き、リスを愛でることが出来ることでしょう。(リス、人を噛むことがあるから触っちゃダメですけど。)

くれぐれも初めてツリー・トップ・ウォークに行かれるのであれば、Macritchie Treetop Walk Trailheadからスタートして、オウチュウとリスを堪能して、帰路も油断することなく楽しく旅を終えて欲しいところです。

Squirrel Trailで遭遇した猿の群れ、ちょっと怖かったです。

⑩Macritchie Treetop Walk Trailhead

30 venus driveのピック・アップ・ポイント
30 Venus Drive

初めての場所でGrab呼ぶのって、ちょっと緊張しません?

ここぞと思って呼んだら、ピック・アップ・ポイントが違う場所で、「えー!!そこまでどういくの!?」ってちょっと焦ったり。

もうくどいですけど、初めてツリー・トップ・ウォークに行くのであれば、Macritchie Treetop Walk Trailheadからスタート、また戻るのがオススメです!!

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