パイプライン・トレイルの、マーシリング駅から マンダイ・ロードまでを南下する、約3km、1時間弱の旅でした。
「なんでこんなところに原っぱが???」と感じることが多々ありつつも、原っぱを堪能するだけの日々。
ナイスな原っぱを探す中、パイプライン・トレイルという言葉を見つけて調べ始めてびっくらこきました。
今まで歩いてきた「この原っぱなんなの??」という原っぱのいくつかは、実はパイプライン・トレイルでした。
さて、このパイプライン・トレイルとは?
シンガポールはマレーシアから水を輸入しているのは有名です。
その水はパイプラインで運ばれており、マレーシアとシンガポールを結ぶジョホール・シンガポール・コーズウェイ(Johor Causeway Bridge)でウッドランズに入り、シンガポール動物園、ブキティマ自然保護区の横を走り、デンプシー・ヒルを抜け、パールズ・ヒル・シティ・パーク(Pearl’s Hill City Park)の山頂にあるパールズ・ヒル貯水池(Pearl’s Hill Service Reservoir)に繋がっているそうです。
↓シンガポールの探検集団Urban Explorers of Singapore様の作ってくれたpdfマップ!!!
http://urbanxplorers.com/trunk/20180525-The-22km-Pipeline-Trail.pdf
↓onetworomeoさんが作ってくれたGoogle Mapのマイマップ!!
迂回路や注意点等々詳細に書かれたマイマップ。
スマホで開けば、Google Mapアプリに表示されます。(消し方がめんどくさいです。。。ググれば消し方見つかりまっす。。。)
素晴らしすぎる!
今回、パイプライン・トレイル初挑戦として、マーシリング駅から マンダイ・ロードまでを歩いてみました。
約3km、1時間弱の旅。
整備の行き届いていない原っぱを歩くので、足首が隠れるブーツに長ズボン、濡れてもいい靴がおすすめです。
地図の番号と目次の番号が一致しています。
①MRTマーシリング駅(Marsiling MRT St)
赤い南北線(North-South Line)のマーシリング駅で下車。
周囲にHDBが広がる、よくある風景です。
こういったHDBの1階のコーヒーショップでコピを楽しむのもいいですよね。
②パイプライン・トレイル入口
今回onetworomeoさんの地図を見つける前のパイプライン・トレイル初挑戦でした。
googleマップでこの場所に「パイプライン・トレイル・ヘッド」という場所があるので、パイプライン・トレイルの最北端はここだと勘違いしてしまいました。
この北側に、コーズウェイ(Johor Causeway Bridge:シンガポールとマレーシアをつなぐ橋)までつづくトレイルもあるそうなので、今度挑戦してみます。
シンガポールを歩き回った結果、原っぱを見るとワクワクできるお得な体質になりました。
このPUB(Public Utilities Board)の看板は、パイプライン・トレイルの一つの目安かも。
パイプライン・トレイルから外れたか不安になったときも、この看板を見つけて安心したことが何度かあります。
また、パイプライン・トレイルと知らずに歩いていて、後日写真でこの看板を見たことでそこがパイプライン・トレイルだったことに気がついたことも。
③地表に露出したパイプラインその1
高速道路と森に挟まれた細長く、起伏に富むトレイルをてくてくと歩くと、その先にパイプが見えてきます!!!
地表に露出したパイプですな。
かつてはパイプの上に登って写真撮影とかできた日々もあったようですが、今は厳禁です。
さて、ここは向かって左側(南下しているので、東側に進みましょう。)
④どでかいパイプ
高速道路の手前に、トレイルを横切るように走るパイプがあります。
なんじゃらほい。
⑤フェンスがありますが、通れます
フェンスがあります。
左右に抜け道がないか探してもありません。
立入禁止になったか、、、と思ったら。。。
通れます。
さて、高速道路の下の原っぱを登っていきますよー。
そういえば、このソーラーパネル付きの監視カメラも、パイプライン・トレイルの一つの目安になる気がします。
⑥地表に露出したパイプラインその2
さあ、丘の上から下を眺めると、露出したパイプラインが見えますよー。
そっか、丘の下は地下を通して、丘のふもとで露出させてるんだ。。。
さて、右側か左側か、どちらから行けばいいんだろう?
向かって右側(南下中なので西側)が歩きやすいので、右側に行ったら、通行止め!!!
泣く泣く引き返して、今度は向かって左側(南下中なので東側)を進みます。
草がボーボーで、人が歩いた気配がすこーししか無いので、不安しかありません。
が、よくよく見るとうっすらと人が歩いた気配があるので、それを信じて進めば抜けられます!!
ここは草も深くて、虫とかかぶれとかありそうなので、ブーツ等々がおすすめです。
⑦マンダイ・ロード Mandai Rd
その後また丘を登って、下った先にマンダイ・ロードがあります。
シンガポール動物園のすぐ近くです。
本当はこの先まで進む気満々だったのですが、南側の雲の黒さ、急に強く涼しくなった風、お天気情報より判断して、バスで撤退することにしました。
この辺りは貯水池上空のせいか、午後にいきなり夕立が発生しやすい印象があります。
↑のサイトおすすめです。雲の流れが視覚化できます。
パイプライン・トレイル、こりゃー攻略しがいのある素敵なトレイルです。
時間をかけて制覇を目指します。
にほんブログ村
コメント